溶融亜鉛めっきに適さない鋼材、使用環境

 次に示します鋼材は溶融亜鉛めっきには適していませんのでご理解をお願いいたします。

  ・二枚板の二重構造のもの

  ・著しい材料きずのあるもの

  ・前処理工程で除去できない油脂、付着物があるもの

  ・極端なさびが発生しているもの、異常酸化層などにより地肌がへいかつでないもの

  ・レーザー切断、高周波曲げなどによって、平滑ではあるが、異常酸化層の激しいもの

  ・鋳物の砂かみ、巣、溶接部のピットなどのあるもの

  ・作業中破損、又は変形のおそれのあるもの

  ・ブラスト処理をするときに、死角をもつもの

  ・空気を密閉した中空体のもの

  ・亜鉛が容易に流入、流出できないもの

  ・亜鉛浴中に浸漬しても空気の一部が逃げない構造のもの

        *溶融亜鉛めっきのJIS H 8641を参照としました。

 

 次の使用環境は溶融亜鉛めっきには適していませんのでご理解をお願いいたします。

  ・腐食性の環境

   酸性ガスやアルカリ性ガスに晒される場所、

   火山や排気ガスに晒される場所

   薬品を使用する場所

  ・高温にさらされる場所

   煙突や排熱装置や熱が加わる場所

  ・微生物による腐食ガスに晒される場所

   たい肥や微生物等による発酵、腐敗により腐食性ガスが発生する場合があります。

  ・常時湿度と温度が高く、乾燥する事がない環境

   保護性の酸化被膜が形成され無い為、耐食性を発揮することができません

 

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